2015年10月2日
実習
【交流学習】最北の稲、小学生と刈り取り
稲刈り交流学習会
最北のもち米の収穫時期です。台風の前日ということもあり晴天には恵まれませんでしたがなんとか雨は持ち堪えてくれました。今回は遠別小学校の5年生と遠農の2年生が交流学習。小学生たちが来る前に、挨拶当番はだれにしようかどうやって教えようか、相談する生徒のみんな。
当番が決まったあとは、それぞれが好きなように小学生の到着を待っています。
咲いていた小さな花の匂いをかいだり。
なぜかおんぶしたり。
アリの様子を観察したり。
真面目にコンバインの操作方法を教わったり。
そうこうしているうちに、小学生の皆さんがやってきました。
さっそく、稲刈り交流学習が始まります。
鎌を使うということもあり、しっかりと前田先生から小学生に説明。こどもたちも真剣に耳を傾けます。
説明が終われば早速稲刈り。一列をみんなで協力しながら刈る。あっという間に終わりました。
刈り終わった直後の田んぼを駆け回るこどもたち。
コンバインの説明や脱穀の様子も興味津々で見ています。
脱穀直後のもち米をひとつぶ。
田んぼのカエルを捕まえた。
あっという間に交流学習も終わりの時間。みんな泥だらけになっています。
バスまでお見送り。「ありがとう!」「またね!」と再会の約束。
走り出すバスを追いかけて、全力で走る生徒も。
小学生が去ったあとの田んぼでは反省会。とりあえず、挨拶を終えた生徒はホッと一息。
今回収穫したもち米は今度、餅つきをして小学生と一緒にお餅にして食べる予定です。
「今度から、ご飯を食べる時はもっと大切に食べたいです。」
稲刈り体験を終えた小学生が挨拶で言った一言が、多くのことを物語っています。
《写真/文 NPO法人えんおこ 原田》