2015年6月24日
イベント
【遠農マルシェ】町民の方が心待ちにしているイベント。
遠別町民が楽しみにしている遠農マルシェ
月に1回、遠別農業高校敷地内のスペースにあるアンテナショップで行われる遠農マルシェ。
今年も始まりました。
遠農マルシェは、主に遠別農業高校の学生が実習で製造した加工品や農作物、花の苗などを販売する機会として、学生にとっては製造から販売、接客までの一連の実習としての意味があり、町民にとっても学生が作るさまざまなものを安く購入できる良い機会。先日、今年初めての遠農マルシェが行われた様子を見に行ってきました。
開催準備。学生も先生も大忙し
遠農マルシェ開店前。高校の実習で作ったさまざまなものが売られる遠農マルシェですがこの時期のウリは花の苗。
遠別農業高校内のハウスで育てられた花の苗は、安くて質も良いと町内でも人気の品。
町民の期待を裏切らないよう先生も学生も開店ギリギリまで準備で大忙しです。準備の邪魔にならないよう、こそこそと動き回る遠農物語広報室。
すぐに売り切れ、手作りパンも着々と準備
遠農マルシェのもう一つの目玉といえば、手作りパンと加工品。毎回、心待ちにしている町民の方が開店前から列を作っています。実は、遠別町にはパン屋さんがありません。町内で作られた手作りパンを食べる機会というのはこの遠農マルシェしかないのです。
コンビニやスーパーで売っているパンとは違う、学生が一生懸命手作りしたパンに惹かれるのは当然のこと。いつも一瞬で売り切れてしまうため、今回は少し早めに伺いました。
ラムウィンナーロール。
あんぱん。
ハムロール。
バターロール。
4種類の出来立てのパンが並びます。取材で伺っているので自粛しましたが、私もこのまま購入したいくらい美味しそう。
いよいよ開店、遠農マルシェ
すでに開店前から町民の方が列をなして今か今かと開店待ち。アンテナショップからはパンの美味しそうな薫りが漂ってきます。開店と同時に賑やかな雰囲気に。
ハウスに咲く色とりどりの花。遠別農業高校で育てられた花の苗は遠別町内のたくさんの家庭や施設で飾られます。
高校生が一生懸命慣れない接客をする姿、丁寧にアドバイスする先生。最後の一個の手作りパンを手にして嬉しそうにする町民。どの姿も楽しそうです。
そんな姿をファインダー越しに見ながら、やっぱり手作りパンが食べたかったなぁと思いこの日は高校を後にしました。
＜写真／文 NPO法人えんおこ 原田＞
