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遠農YahooショップがOPEN！遠別町の魅力を全国へお届け

遠農Yahooショップが11月1日～14日まで、期間限定でオープン！こちらは、遠農生が自分たちでインターネットショップを立ち上げ、遠農や遠別町の商品を全国へ販売する活動を通じ、インターネットで地域の魅力を発信するスキルを学んでいく「デジタル人材育成プログラム」。ヤフー株式会社にご協力いただきながら、実施されています。

ネットショップOPENまでの道のり

地域の魅力を発信するためには、まずは遠別町の魅力について知るところからはじまります。

「遠別町にはどんな特産品があるのかな？」
「全国の人に喜んでもらえそうな商品は何だろう？」

意見を出し合いながら、販売商品を決めていく遠農生たち。

インターネットをビジネスに活用していくためには、WEBマーケティングの知識や集客方法、広告の出稿など、さまざまなことを学んでいく必要があります。聞き慣れない言葉に苦戦しながらも、ひとつひとつ新しいことを学んでいきました。

販売商品が決まったら、宣材写真の準備です。写真撮影についての基本的な知識や、商品が魅力的に見える撮り方を学び、いざ宣材写真を撮影！

ミズダコの足は丸めて迫力を出すために太い部分を大きく写るようにする、新鮮さを表すために氷の上に置く、氷は一度水で濡らして透明感を出す、などたくさんの工夫を凝らして撮影はすすみます。

遠農特製ラム肉はいちばん魅力的な瞬間、美味しそうに焼いている様子を撮りました。見ているだけで、こちらにも美味しい匂いがしてきます。

遠別町の銘菓・レモンケーキの商品画像には、本物のレモンを小物として使用。螺旋状にセンス良くカットされたみずみずしい生のレモンと一緒に写すことで、レモンのさわやかさとケーキの美味しさがより一層伝わってきます。すりおろしたレモンの皮をまわりに散りばめたこだわりも映えポイント！

宣材写真が用意できたら販売ページに画像を組み込み、ショップの開店準備。お客さんの「買いたい！」という気持ちを引き出すキャッチコピーや説明文を考案していきます。ひとつの班だけではなく、全員で意見を出し合いながら開店準備はすすんでいきます。

たくさんの経験を経て遠農初のネットショップが完成しました。

ネットショップ立ち上げをやってみての感想は？

今回の取り組みを通じて、難しかったことや勉強になったことなど、感想を生徒さんに聞いてみました！

**10代の高校生である自分たちが、30代男性など年齢も性別も違う買う人の立場や気持ちを考えて売れる広告を作っていくのが難しかったです。**

ネットショップを自分で利用していて、送料無料がいいとか、この商品だと値段はいくらくらいだなとか、少しわかります。はじめて売る側になってみて、その感覚が役立っているので、普段から利用していて良かったです！

将来の夢は農家になること。この授業は、情報発信や商品の売り方を学べるので、将来的にすごく活かしていける知識だと思いました。自分のブランドを作って、世界へ発信していきたいです！

先生からのメッセージ

鴇田　祐哉　先生

インターネットで商品を売買することが多くなりました。サイトを作って、自分で写真を撮って、魅力的なキャッチコピーを考える……。「魅力的な商品がないなら、自分たちで作ってしまおう！」まずは地元を知る、地域を知ることで新たな可能性が生まれます。ヤフー株式会社との連携授業から、たくさんの「驚き」と「発見」を感じてほしいと思います。