2018年6月1日
イベント
\最北の農業高校の田植え/小学生と交流学習
最北の農業高校の田植え交流学習が行われました
日本最北の米どころの遠別町、そして日本最北の農業高校である遠別農業高校<遠農>が田植えの時期を迎え、遠別小学校の生徒と田植え交流学習が行われました。賑やかな田植え交流学習の様子をご紹介します。
小学生と田植え
交流学習の準備を終えて小学生を迎える遠農生。少しだけ緊張の色も見えますが、小学生が現地に到着しました。
開会式では、小学生の代表からの挨拶、遠農生代表からの挨拶。楽しい交流学習にしましょう。
小学生の可愛らしい挨拶に自然と頬が緩む遠農生。開会式が終わると、今回植える稲についてや、お米について、タブレットを用いて小学生にレクチャーします。
普段、聞く側の遠農生が今日は教える側に。
田植えがスタート
そして田植えがスタート。小学生は靴を脱ぎ、裸足で水田に入ります。水田の中は泥だらけ、慣れない足裏の感触に小学生が笑顔で声をあげます。
今では機会が主流の田植えですが、泥だらけになりながらひとつひとつ丁寧に水田に植えていきます。
昨年、田植えを経験している遠農生も泥の中を歩くのはひと苦労。転びそうになりながらも小学生に必死に田植えを教える遠農生。
遠農生も小学生も全身泥だらけで駆け回る
水田での作業、服も顔も泥だらけになる遠農生と小学生。服も顔も泥だらけになりながら、水田を駆け回ります。
コンバインの試乗も
ひとつひとつ手で植えた田植え交流学習ですが、コンバインに試乗してもらいました。あんなに歩き難かった水田をスイスイと進み、勢いよく植えられていく稲をみて歓声があがります。
田植え交流学習終了
コンバインの市場を終えて、田植え交流学習は終了です。今回植えた稲は収穫の際にもまた交流学習で小学生と一緒に稲刈りを行い、収穫したもち米はみんなで餅つきをして収穫感謝祭でふるわまれます。すっかり仲良くなった小学生と遠農生。稲刈りでまた再会することを約束して手を振ります。自分で植えたもち米の味はどんな違いがあるのでしょうか。
<写真・文/NPO法人えんおこ 原田>